花粉症に効果的な漢方薬一覧

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花粉症に効果のある漢方薬はたくさんあった!!

花粉症の薬と言えば、抗ヒスタミン薬を思い浮かべることが多いかと思いますが、東洋医学の薬である「漢方薬」も花粉症に対応しています。

最近では西洋医学も東洋医学も垣根が取り払われてきており、場所に寄っては漢方を処方してくれる耳鼻咽喉科もあります。

また、「漢方薬は速効性がない」と思われがちですが、自分と相性の合う漢方であれば、抗ヒスタミン薬と変わらない効果を感じるでしょう。

そんな、漢方薬の中から花粉症に効果的と言われているものをご紹介します。

最も一般的な花粉症の漢方薬「小青竜湯」(ショウセイリュウトウ)

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※写真はイメージです※

番号で言うと「19番」。
「小青竜湯(ショウセイリュウトウ)」は花粉症の場合に、一番初めに処方される漢方薬で、「水のようなサラサラの鼻水」が出る、アレルギー性鼻炎に最も効果的です。

クシャミ・鼻水・鼻詰まりといった鼻症状以外にも、目のかゆみや皮膚のかゆみ等にも効果的で、花粉に限らず、ハウスダスト等の通年性アレルギー症状にも効果的です。

因みに、発汗作用があるため、身体の熱や腫れ、痛みを発散させて水分バランスを調整する働きが期待できます。
そのため、西洋医学的には、気管支拡張作用や、抗アレルギー作用、抗炎症作用があると認め、利用しています。

小青竜湯が合う人

  • サラサラの水のような鼻水が出る
  • 冷え症
  • クシャミが出る
  • タンが出ても水っぽいもの
  • 体力が中程度の人
  • 胃の辺りを軽く叩くとポチャポチャと水が動くような音がする

小青竜湯に期待できる効能

  • 鼻炎
  • 結膜炎
  • アレルギー性鼻炎
  • むくみ
  • 感冒
  • 花粉症
  • 気管支炎
  • 気管支喘息

小青竜湯の成分

  • 半夏(ハンゲ)
  • 甘草(カンゾウ)
  • 桂皮(ケイヒ)
  • 五味子(ゴミシ)
  • 細辛(サイシン)
  • 芍薬(シャクヤク)
  • 麻黄(マオウ)
  • 乾姜(カンキョウ)

鼻詰まりがメインならば「葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)」

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※写真はイメージです※

番号で言うと「2番」。
1番がみなさんがよく知る「葛根湯」なので、その効果に近い生薬が入っていることがわかりますね。

葛根湯に更に生薬を足し、鼻詰まりに矛先を向けたような漢方薬が「葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)」で、鼻が詰まって息苦しいといった時に使われる漢方薬です。

西洋医学の血管収縮薬と同様の作用を示し、鼻粘膜の腫れを抑えてくれます。

葛根湯加川芎辛夷が合う人

  • 体力がある方
  • 鼻詰まり・鼻症状が酷い方
  • 冷え症の方
  • むくみのある方

葛根湯加川芎辛夷に期待できる効能

  • 鼻水
  • 鼻詰まり
  • 蓄膿症
  • 慢性鼻炎

葛根湯加川芎辛夷の成分

  • 葛根(カッコン)
  • 麻黄(マオウ)
  • 桂皮(ケイヒ)
  • 芍薬(シャクヤク)
  • 甘草(カンゾウ)
  • 大棗(タイソウ)
  • 生姜(ショウキョウ)
  • 川芎(センキュウ)
  • 辛夷(シンイ)

ドロドロの鼻詰まりになってしまったら「荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)」

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※写真はイメージです※

鼻水が黄色や緑の粘りけのあるものになってしまったら、「荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)」。
蓄膿症や慢性鼻炎など鼻が炎症してしまったときに用います。

また、炎症を取る効果に優れているため、扁桃炎やニキビや湿疹などにも効果があります。

血流を促進させる効果もありますので、血行が悪い人にも良い漢方薬です。

葛根湯加川芎辛夷が合う人

  • 血行が悪い人
  • 皮膚の色が浅黒い人
  • 黄色や緑色の粘りけのある鼻水が出ている
  • 慢性鼻炎
  • むくみがある
  • 目が充血している
  • 手足の裏に脂汗が出やすい
  • 腹筋が常に緊張状態である

葛根湯加川芎辛夷に期待できる効能

  • ニキビ
  • 扁桃炎
  • 蓄膿症
  • 慢性鼻炎

葛根湯加川芎辛夷の成分

  • 黄ごん(オウゴン)
  • 黄柏(オウバク)
  • 黄連(オウレン)
  • 桔梗(キキョウ)
  • 枳実(キジツ)
  • 荊芥(ケイガイ)
  • 柴胡(サイコ)
  • 山梔子(サンシシ)
  • 地黄(ジオウ)
  • 芍薬(シャクヤク)
  • 川きゅう(センキュウ)
  • 当帰(トウキ)
  • 薄荷(ハッカ)
  • 白し(ビャクシ)
  • 防風(ボウフウ)
  • 連翹(レンギョウ)
  • 甘草(カンゾウ)

臭いがわからなくなるほどの鼻症状の時は「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」

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※写真はイメージです※

とにかく鼻詰まりが酷く、匂いがわからないほどの時は「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」がおすすめ。

鼻が炎症してしまい、熱を持っているときや、鼻が痛くなってしまったときにも用いられます。

ただし、このお薬は熱を取る作用が強く、また、効能的にも強いため、胃腸が弱い方は避けた方が良いでしょう。

辛夷清肺湯が合う人

  • 鼻水・鼻詰まりなど鼻症状が酷い方
  • 頭痛がある
  • 熱っぽい
  • 体力がある方
  • 胃腸が強い方

辛夷清肺湯に期待できる効能

  • 鼻症状の改善
  • 頭痛
  • 熱っぽい
  • 痛みがある

辛夷清肺湯の成分

  • 辛夷(シンイ)
  • 枇杷葉(ビワヨウ)
  • 升麻(ショウマ)
  • 知母(チモ)
  • 麦門冬(バクモンドウ)
  • 百合(ビャクゴウ)
  • 石膏(セッコウ)
  • 黄ごん(オウゴン)
  • 山梔子(サンシシ)

 

漢方にも注意はあります

漢方薬にも副作用は存在しますし、証が合っていないと逆効果になる場合もあります。

また、鼻症状メインでご紹介していますが、咳や目の充血をメインとした花粉症の漢方薬もありますので、漢方を試してみたい場合は、漢方医、若しくは薬剤師にご相談の上、自分に一番合った漢方薬を飲むようにしましょう。

花粉症に漢方薬が効く理由

2017.12.14
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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。