今では珍しい第一世代の抗ヒスタミン薬「ポララミン」のすべて

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古い歴史を持つ第一世代の抗ヒスタミン薬「ポララミン」が処方されるのは?

1964年から販売されている、最も古いとも言える抗ヒスタミン薬「ポララミン」。
かなり効果が強く、眠気もあるのですが、このポララミンがあえて処方される場合もあります。
それはなぜか、そしてポララミンの特徴はどういったものなのか。すべてお伝えいたします。

花粉症のメカニズム

2017.05.26

ポララミンとは?

一般名「d-クロルフェニラミン マレイン酸塩

ジェネリック名「ネオマレルミン錠

ポララミンは第一世代の抗ヒスタミン薬。
かなり昔から使われている、代表的な抗ヒスタミン薬で、即効性があり持続時間もとてもあります。
ただし、第一世代の抗ヒスタミン薬なため、眠気や集中力の低下、喉の乾きなど副作用が出やすいのが難点です。

ポララミンのランク

特徴

今では珍しい第一世代の抗ヒスタミン薬。
第一世代の抗ヒスタミン薬を出す場合、ポララミンしか出ないと言っても過言ではないでしょう。

第一世代の抗ヒスタミン薬が倦厭される理由として、脂溶性が高く脳に入りやすく、眠気や集中力の低下が起こりやすいという点があります。
まさに、ポララミンもそうなのですが、使用実績があり、妊婦に使用できるのが特徴です。

また、効果が強く眠くなりやすい点を利用し、あえて、かゆみで夜眠れないといった場合に処方されることもあります。

そしてポララミン第二の特徴として、感冒性(風邪)のくしゃみ・鼻水・鼻詰まりに保険適用で使用することができるという点です。
実は、第二世代の抗ヒスタミン薬は「アレルギー症状のみの適用」とされているので、それ以外の、風邪での花症状で保険を効かせて処方することができないのです。

ですが、第一世代の抗ヒスタミン薬は風邪でも処方することができます。

服用回数

1日1~4回まで、症状に合わせて投与可能。
通常は1日2回が多い用です。

眠気の強い薬なので、車の運転前・試験の直前などの服用は避けた方がよいでしょう。

注意

効果の範囲

くしゃみ・鼻水、そして皮膚のかゆみに良く効きますが、鼻詰まりには効きにくいのが難点。
また、アレルギー性の咳にも効果があるようです。

副作用

かなり眠くなります。
集中力の低下や口の中の乾き、頭が重くなるといった副作用が起こることも多く、また、胃腸の動きを低下させてしまうこともあるため、劇や、吐き気といった症状が起こる場合もあります。

眠い

【重い副作用】

あまり起こりませんが、アナフィラキシーショックや排尿困難に注意が必要です。
とくに、元々前立腺肥大症などを患っている男性の場合は、排尿の具合に注意した方が良いでしょう。

【注意が必要な場合】

  • 副作用の関係で緑内障や前立腺肥大症の方はやめた方が良いでしょう。
  • 精神安定剤・抗うつ剤・胃腸薬との併用は避けた方が良いです。
  • 起立性低血圧の薬ドロキシドバ(ドプス)との併用もやめましょう。

子供には

ポララミンを子どもに飲ませる場合は、シロップを処方します。

  • 15~12歳3mL
  • 12~8歳5mL
  • 8~5歳2mL
  • 5~3歳5mL
  • 3~1歳1mL

 妊婦・授乳中には

ポララミンの最大の特徴は「妊婦でも安心して使える」という事です。
これは、安全性が確立されたというわけではなく、世界的に昔から使われており、実証例が多く安全に使えているという観点からです。
ただし、妊娠初期(4ヶ月まで)と臨月時の長期大量服用はやめておきましょう。

また、授乳期については、医師によって会見が分かれていることがあり、処方する場合としない場合があります。
処方された場合も、乳児がいつもより寝ることが多くなるなど不安な点が見られたら、服用は避けた方が良いでしょう。

Ok

価格

ポララミンは1日4回まで服用可能なのですが、今回は一番多い1日2回で計算しました。

  • ポララミン錠2mg:1錠6円:ワンシーズン(2ヶ月)921円

ポララミン錠2mg:(1錠)5.6円×(1日2錠)2×(2ヶ月)60日+2400(2回分の診察代)=3072円の3割負担は「921円」

シロップに関しては分量不明なため省きます。
また、ポララミンのジェネリック「ネオマレルミン錠」でも同じ価格なため、記載は省いております。

入手方法

ポララミンは医療機関の処方薬でのみ入手可能。
また、いまではほとんどが第二世代の抗ヒスタミン薬を処方してしまうので、妊娠の可能性があるなどの理由がない限り処方されることはないでしょう。

処方薬

筆者の服用体験談

酷い蕁麻疹を起こした時に、長期的にヒスタミン薬を服用する必要があったため、処方されました。
眠くなると評判でしたが、私はとくに眠くなることはなかったです。
ただし、思考の低下は感じられ、物忘れやぼーっとする、会話の受け答えが上手くできないということもあり、少し服用がためらわれる点もありました。

(あくまで個人の感想です)

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。