花粉症と間違えやすい4個の疾患

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本当にそれ、花粉症? 花粉症に似た疾患を知っておこう

花粉症はくしゃみ、鼻水、鼻づまりに始まり、めの充血や微熱、喉のイガイガ感と、症状がたきにわたって現れます。

そのため、風邪や、その他の疾患と間違えやすく、間違えた結果誤った治療法で症状が悪化してしまうこともあります。

今回は、花粉症と特に間違えやすい5個の疾患を知り、うっかりミスでいらないお薬を飲んだり、症状を悪化させたりしないようにさせましょう。

花粉症に似た疾患その1:風邪

代表的な「花粉症と間違えやすい疾患」は、やっぱり風邪。

風邪

くしゃみ、鼻水、咳、微熱など花粉症に近しい症状が現れるため、花粉症を今まで発症させていなかった人は、「あれ? 風邪かな?」と思い、風邪薬を服用してしまったり、逆に花粉症かと思っていたら、風邪だったということもあります。

特に、花粉症が出やすい1~3月は空気が乾燥し、かつ寒いため、風邪を引きやすい季節でもあります。

間違えて風邪なのに抗ヒスタミン薬を飲んだりしないよう、風邪と花粉症の見分けるポイントを覚えておきましょう。

【風邪と花粉症の違い】

  1. 風邪の場合微熱が出やすい(花粉症でも出る場合もあるが、5度以上にはならない)
  2. 風邪の場合喉が痛む(花粉症の場合喉がイガイガする)
  3. 風邪の場合、くしゃみは連発しない
  4. 風邪の場合鼻水は最初はさらっとしているが、1~2日で粘りけのある色のあるものに変わる
  5. 目の充血はあっても、痒くなることはない
  6. 風邪の場合大体1週間から10日で回復する(花粉症の場合2~3ヶ月続く)

花粉症の場合、風邪の初期症状がずっと続くようなイメージになりますが、風邪の初期は本当に花粉症と似ているので、「風邪かな? 花粉症かな?」と迷った場合は、2日ほど様子を見て、鼻水の状態や発熱の状態から判断するとよいでしょう。

花粉症と似た疾患その2:副鼻腔炎

花粉症が悪化して、鼻粘膜を傷つけてしまい、そこから副鼻腔炎になるケースがあるのですが、別の要因で副鼻腔炎を起こしてしまったときに、花粉症と間違えて悪化させてしまうこともあります。

鼻炎

副鼻腔炎には急性と慢性があり、急性の場合発熱や頭痛、顔面痛が出ることがあり、逆に慢性の場合は、鼻水鼻づまりが続き、花粉症と似た症状となってしまいます。

【副鼻腔炎と花粉症を見分けるポイント】

  1. 花粉症の場合、鼻水は透明なサラサラの水状ですが、副鼻腔炎の場合、膿混じりの黄色いどろっとした鼻水。
  2. 顔面痛(鼻と目の間くらいにある部位)が痛くなることもある。

見分けるポイントが鼻水の状態くらいしかないのですが、ここがすごく明確に別れるポイントですので、膿混じりの鼻水が出てきたら、すぐに耳鼻科へ行き、抗生剤の処方や膿の吸引、鼻の洗浄などをするとよいでしょう。

花粉症と似た疾患その3:血管運動性鼻炎

アレルギー性鼻炎と間違えやすい疾患としても紹介したことのある「血管運動性鼻炎」。

ラーメン

※寒い時期に熱いラーメンを食べると鼻水が出たりしますが、それも血管運動性鼻炎の症状※

アレルギー性鼻炎と間違えやすい3個の疾患

2018.09.03

温かい場所から寒い場所へ。

逆に寒い場所から温かい場所へ移動した際に、鼻粘膜が腫れたり鼻水が出たりと鼻症状が現れるもので、特に花粉が飛散する寒い時期だと、寒い屋外から家の中に入ったときの気温差で、酷く鼻水が出ることから、間違えやすい疾患と言われています。

血管運動性鼻炎はアレルギー反応ではないのですが、抗ヒスタミン薬での症状コントロールが可能とされています。

ですが、大本の原因は自律神経の問題であるため、漢方などでは花粉症などのアレルギー疾患に対する薬とは全く異なる対処法をしたりします。

【花粉症と血管運動性鼻炎を見分けるポイント】

  1. 気温差で鼻水や鼻づまりが出る
  2. 運動したときなどの刺激で鼻水が出る
  3. くしゃみはあまり出ない
  4. 目のかゆみはない
  5. 動いていないときや、気温が一定の所では症状があらわれない
  6. 子どもに少なく成人に多い(特に30代以上の女性)

血管運動性鼻炎は現代人に多く見られる症状です。

花粉症などのアレルギー性のものとは少し異なるメカニズムで発症しているため、安易に薬に頼らず、血行促進や粘膜強化、体力強化などを心がけて症状コントロールをしていく方がよいでしょう。

花粉症と似たような症状その4:ヒスタミン不耐性

あまり聞いたことのない疾患でエスが、食物アレルギーと間違えられやすい症状でもあるヒスタミン不耐性。

蕁麻疹

食物不耐症とも言われるのですが、ヒスタミンという花粉症でも発生する、かゆみを起こしたり炎症を起こしたりする物質が何らかの障害で分解できなくなってしまう症状です。

まだあまり注目されてはいない症状なのですが、ヒスタミンは体の中だけではなく食品の中にも多く含まれるのですが、そのヒスタミンを腸や腎臓で分解できなくなってしまい、不快な症状が現れてしまいます。

その症状の中に、くしゃみや咳目の腫れや皮膚のかゆみ等花粉症に似た(時として花粉症を引き起こす原因となる)ものがあります。

ヒスタミン不耐性と花粉症を見分けるポイントは、まだヒスタミン不耐性が深く研かふんしょう究されていないこともあり、また、症状が多岐にわたっているため、はっきりとは言えないのですが、ヒスタミン不耐性の場合蕁麻疹が出るケースが多いので、

  1. 蕁麻疹が出る
  2. 特定の食べ物(高ヒスタミン食材)を食べた時に症状が悪化する

と、このような状態になった場合、疑ってみるとよいかもしれません。

ですが、ヒスタミン不耐性の場合も花粉症の場合も抗ヒスタミン薬で症状をコントロールしていくことになるため、間違えてもあまり支障はありませんが、もし、自分の花粉症症状の原因が食べ物にあるとしたら……それが花粉症緩和のヒントになるかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。