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アレルギーに効果があるからじゃばらは喘息にも有効か
アレルギー性気管支喘息の原因は、体質的なものや生活環境、喫煙やストレスといった様々な要因から発症してしまうものですが、その根本にあるのは「アレルゲンによる免疫反応」ということ。
つまり、アレルゲンとなるなんらかの物質（花粉やカビ、ハウスダストなど）に体が強い拒否反応を示し、過剰な免疫反応を起こしてしまい、咳が出てしまうのです。
その咳によって、気道や気管、気管支が傷つき炎症を起こし、それが治る前に再び咳が出て、気道が狭くなり……と負の循環を起こしてしまい、慢性化してしまうため、そもそものアレルギー反応を起こさないようにできれば、それに越したことはないのです。
では、アレルギー性気管支喘息の発端となる「アレルギー性の咳」はじゃばらで緩和させることができるのか、少し調べてみましょう。
じゃばらがアレルギーに効果的と言われる理由
このサイトでも度々取り上げているじゃばら。
自然に優しい花粉症対策サプリとして、かなりの効果を期待され、その柑橘類随一のフラボノイド量は、岐阜大学医学部でも研究され、花粉症症状改善に効果があるのではと、報告されています。
そもそも、なぜじゃばらの中に含まれるフラボノイドが花粉症に効果的なのかというと、じゃばらに含まれるフラボノイドは「ナリルチン」と呼ばれる成分なのですが、ナリルチンにはヒスタミンを過剰に放出する肥満細胞を落ち着かせる機能があります。
ヒスタミンは「抗ヒスタミン薬」という薬をアレルギー時に飲むことからわかるように、目を痒くさせたり、くしゃみをさせたり、咳をさせたりといった、アレルギー時の困った症状を引き起こす原因となります。
その原因を生み出す細胞を静めてくれるため、ナリルチンはアレルギーに効果的と言われるようになったのです。
そんなナリルチンは、ミカンなどの柑橘類に含まれている成分なのですが、じゃばらは特に多く、なんとじゃばら１つでミカン191個分のナリルチンを含んでいると言われているのです。
喘息にも効果的な理由は……
上記のようにアレルギーに対して効果的なじゃばらですが、もちろんアレルギー性気管支喘息にも効果的な理由なのです。
病院で相談すると、目のかゆみや充血には目薬、鼻の症状には点鼻薬、顔が赤くなれば塗り薬、咳が出る時には吸引ステロイド薬と、部位によって薬を使い分けていたり、時としては耳鼻科や呼吸器科、眼科などと病院自体を使い分ける事もあります。
ですが、じゃばらは「アレルギー反応」というそもそもの原因を抑制しようとしてくれるため、体で起こる全てのアレルギー反応に対応できるのです。
つまり、アレルギー反応が原因での咳も、アレルギー反応そのものが起こらなければ咳が出ることもなく、気管支が炎症することもないのです。
このような理由で、じゃばらはアレルギー性気管支喘息にも効果的ということがわかります。
そのため、じゃばらは「花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー性気管支喘息・金属アレルギー」といった、アレルゲンを要因とする症状に有効的であると言われるのです。
既に起こってしまったアレルギー性気管支喘息には注意が必要
さて、そんなアレルギーに有効とされるじゃばらですが、「既に起こってしまっている炎症」を静めることは難しい事です。
これは、抗ヒスタミン薬を服用しても同じなのですが、基本的にアレルギーに対する対処法というのは、「これから起こるアレルギーを抑えて、症状が出ないようにする」というものになりますので、既に気管が傷つき炎症してしまって、過敏になっているものにたいしては、ステロイド吸引薬等を使って炎症を抑えていくしかありません。
ですので、すでに咳が出て呼吸が苦しいなどといった場合は、まずは病院へ行き、検査や処方薬を出してもらいましょう。
その上で、これから起こるアレルギー性の咳を緩和していくためにじゃばらのサプリメントを飲んでいくようにするとよいのではないでしょうか。
もちろん、じゃばらのサプリメントは基本天然成分でできているため、病院処方の薬と反応するようなことはあまりありませんが、念のため、薬剤師さんに確認してみるのが安全でしょう。
薬の成分との飲み合わせもあると思いますので、病院へ行く際はじゃばらサプリメントの成分をメモしていくか、もしくは、サプリメント自体を持っていくと、薬剤師さんも確認しやすいでしょう。
じゃばらは基本サプリメントがおすすめ
じゃばらはそれ自体酸っぱくて、加工しないと美味しく食べるのが難しい果物。
特にナリルチンはじゃばらの皮に多く含まれているため、じゃばらの成分を摂取する場合は、サプリメントとして飲むのが一番おすすめです。
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