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花粉シーズンにかかる花粉対策費用を比べてみよう
2018年1月。
日本経済新聞社では、2018年の花粉症対策にかかるであろう費用の予定金額をアンケート調査しました。
(調査は、インターネット調査会社のマクロミル)
そこで得た結果は、ワンシーズンにかかるであろう費用の予定は4,730円となり、「1,000円以上3,000円未満」が46%と最も多いという結果になりました。
関連⇒日本経済新聞WEBページ
また、マイナビニュースでも2018年の花粉シーズンにかかるであろう、花粉対策用の予定をアンケートしたところ、1位は1,000円以上2,000円未満という結果となりました。
多いのか?少ないのか?
日本経済新聞社とマイナビニュースで多少の金額の差があるとしても、だいたい平均して2,000円くらいがワンシーズンにかかる花粉症対策費用とでる計算になります。
これは、筆者としてはかなり少ない金額だと思い、驚きました。
もし、1ヶ月間薬を飲み続けたとすると、仮にアレジオンをワンシーズン飲むことになっただけで、だいたい3,150円。
その他、マスクやワセリンなどを購入していくと、ワンシーズンで花粉症対策のためだけに、1万円近くにもなってしまうのではいかと思っていたからです。
ですが、詳細を確認する内、あることに気がつきました。
症状が軽い人はマスクくらいしか買わない
花粉症といっても症状はピンキリで、少し鼻水が出る程度の人もいれば、薬を飲み続けていないと目も開けられないような人もいます。
その内、症状の軽い人の場合、マスクのみで過ごす事も多く、また、マスクも1枚を1週間使い続けたりして、節約をしている場合もあったのです。
もちろん、症状が重い場合であっても、「今日は外に出ないから大丈夫」「今日は雨降りで花粉が飛んでいない」など、自分で薬の量を調節したり、日頃から甜茶やヨーグルトなどを買っているため、花粉症対策として購入しているつもりがない方などもいたのです。
ですので、おおよその金額として、ワンシーズンの花粉症対策費用は2,000円前後で済むという結果が出たのでしょう。
各対処法での予想費用
それでは、もし「マスクやティッシュなどの軽めの対策をした場合」「薬を処方してもらった場合」「舌下免疫療法をしてもらった場合」「サプリメントで済ました場合」など、異なる対処法でのワンシーズンにかかるであろう費用の予想をして見ましょう。
マスク・ティッシュ・柔軟剤といった生活雑貨のみで対処した場合
例)ユニ・チャーム 超立体マスク2ヶ月分=(7枚入り)398円×8週=3,184円
例)エリエール贅沢保湿2ヶ月分=(3箱)624円×8週で6箱使うと予想=1,248円
例)レノア 本格消臭柔軟剤2ヶ月分=988×8週で1本使うと予想=988円
以上 3,184円+1,248円+988円=5,420円
マスクで済ませられる程度の花粉症の場合、ティッシュを6箱も使わないかもしれませんが、柔軟剤を2ヶ月で1本と予測してこの金額となりました。
以外と高くなってしまいましたが、1人暮らしの場合マスクは固定で出ていく費用ですが、それ以外は頻度が少なくなるため、もっと安くなるでしょう。
薬を処方してもらった場合
アレジオン:(1錠)135円×(1日1錠)1×(2ヶ月)60日+2400(2回分の診察代)=10188の3割負担は「3150円」
この場合、マスクもせず薬だけで考えた金額です。
+αで、ティッシュやマスクを加算していくと、もっと上がってしまいます。
舌下免疫療法をしてもらった場合
舌下免疫療法とは、少量のアレルゲンが含まれた治療薬を舌の下に垂らし、免疫力をつける方法。
効果が感じられるのは3ヶ月以上。治療期間として2年~5年もかかってしまうので、ワンシーズンという計算はしにくいのですが、もし、シーズン前の3ヶ月間行った場合という計算方法で出してみましょう。
(受診600円+処方薬1,400円)×3回=6,000円
このほかにも事前の検査などもありますし、実際はシーズン前の予防として行うものでもないため、費用として考えるのは難しいのですが、このようなイメージとなりました。
サプリメントで済ました場合
花粉症に最も効果的と評判のじゃばらサプリで計算してみましょう。
1本3,240円×2ヶ月=6,480円
サプリメントは薬と違い、予防のために使用するため、シーズン中というよりも、シーズン3ヶ月くらい前から服用していくのが理想ですが、もしシーズン中に使用した場合での計算です。
少し高いように感じますが、お薬を処方してもらうのとあまり変わらないかもしれませんね。
まとめ
花粉症対策費用は、自分である程度節約することもできるため、なかなか平均値を出すのが難しいのですが、薬やマスクなど余計な出費であることには変わりません。
できれば、普段の食生活や生活スタイルなどから変えていき、余計な出費が出ないよう、花粉症予防をできるとよいですね。
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