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夏にはもう花粉シーズンまでのカウントダウンは始まっている!?
もうそろそろ「残暑」と言ってもいい時期なはずですが、猛暑日の続く2018年の夏。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、日本では夏の暑さも大体9月の20の彼岸の入りから、23日の秋分の日くらいから段々と収まり、秋の気配を感じられるようになります。
夏の暑い間はイネ科の花粉ですらなりを潜めるものなのですが、もう秋分の日を過ぎた辺りではブタクサなどの秋の花粉が猛威を振るい始めます。
また、秋になると同時に風向きが変わり、乾燥した風が黄砂やPM2.5を運び、咳が出始める人もいます。
そしてなにより、涼しくなり始めると同時に、あのスギ花粉の準備が整うのです!
9月から見ると花粉のピークである2月はまだ先のように思えますが、早いところだと11月下旬くらいからスギ花粉がちらほらと飛散し始めるようになり、敏感な人の目鼻を刺激し出します。
人間の体が生まれ変わる(細胞が新しくなっていく)のはおよそ28日と言われていますが、花粉が飛び始めるようになってから、花粉によいとされている食べ物を食べたり、サプリメントを飲んでも、実はもう遅いこともあります。
花粉対策は夏から!!
今からできる花粉症対策を少しずつ実行していきましょう!!
夏からできる食生活のススメ
人間の体は28日で生まれ変わると言われていますが、最近では28日+『「自分の年齢」分の日にち』がかかるとも言われています。
と言うことは、免疫力を高めたり、体にとってよい食生活にしたとしても、それが体に影響するようになるまで1ヶ月と年齢分日かかってしまうのです。
もし、あなたが30歳だとしたら、2ヶ月……。
もちろんこれは、定説の一つではありますが、食生活で花粉対策をするなら早いに越したことはありません。
と言うわけで、夏から「食事」でできる花粉症対策はこちら!!
- ヨーグルト・漬け物・キムチなどの乳酸発酵食品を積極的に取る。(毎食1品でもOK)
- フルーツなどをよく食べてビタミン類の補給をする。(一日1回でもOK)
- メニューを洋食から「和食」メインに変えていく。
- アルコールを控えていく。
- 甘い物、炭水化物を減らし野菜を増やしていく。
こうした食生活を続ける事により、お腹の善玉菌が増え腸内環境が改善されていきます。
そうすると免疫バランスが整い、アレルギー反応を起こしにくくなっていくのです。
また、食事から取る栄養素で花粉症対策ができるという事もありますので、スーパーフードと呼ばれるものを積極的に食べていくとよいでしょう。
夏からできるサプリメントのススメ
サプリメントは薬よりもマイルドな内容となっていますので、もしサプリメントで花粉症症状が落ち着くならばできればそうしたいところ。
とはいえ、食事と同じくサプリメントからの栄養素で免疫バランスを整えたりしていくことは時間がかかる事ですので、やはり夏から予防として飲んでいくのがベストでしょう。
おすすめなのははやり「じゃばらサプリ」ですが、ジャム等で栄養素を摂取していくよりも遥かに効率的ですし、続けやすいので、食事を気にする時間が無い……という人にもぜひ試してもらいたい方法です。
夏からできる生活習慣のススメ
食事やサプリメントなどの「中からできる体質改善」の他にも、「運動」や「睡眠」などといった、「外からできる体質改善」もあります。
本格的な花粉が飛散する時期になると、ランニングなどの外での運動は制限されていまいます。
ですのでその前までの間に運動をすることにより、体調を整え、体力をつけることができるのです。
もちろん、熱中症が危惧されてる8月まではやはり屋外の運動は避けた方がよいのですが、逆に「プール」が気持ちのよい時期でもありますので、そうした夏ならではの運動ができるのもよいところ。
特にプールなどは花粉の影響がほとんど全くと言ってもいいほどないスポーツですし、全身運動で自律神経を鍛えるのにも最高。もちろん、柔軟性もあがり、体内循環もよくいいとこ取りの運動です。
寒くなってきたらヨガ教室などに行ってもいいですし、ともかく、夏~秋にかけては体力作り、そして、自律神経を整え、ストレスをなくしていきましょう。
夏からできる治療のススメ
花粉シーズンになるとその処方量が倍増していく抗ヒスタミン薬ですが、じつは抗ヒスタミン薬は「花粉症症状を治す」薬ではなく「花粉症症状を予防する」薬であるということはご存じでしたか?
つまり、すでに起こってしまっている花粉に対しては、手出しができないのです。
ですので、抗ヒスタミン薬はスギ花粉シーズンの1ヶ月前から飲み出すのが理想と言われているのですが、さらにその前、夏頃からやるのがおすすめなのが舌下免疫療法。
この舌下免疫療法、花粉が飛散し始めてしまうと開始することができなくなり、始めるのができるのが6月~12月となります。
※病院によっては治療方針が異なる可能性があります※
ですので、もし舌下免疫療法を希望とする場合は、夏くらいからは始めるのが理想的なのです。
ただし、舌下免疫療法は最低2年間の治療が必要となりますので、開始は早いほうが良いと思われます。
花粉対策は早ければ早いほど!!
このように、来年の花粉症症状は「今」にかかっています。
「まだまだ先のことだから~」と思わず、できることから花粉対策、初めていきましょう!!
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