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記録的猛暑の後の花粉が「ヤバイ」ことに！？
2018年の夏は、記録史上最高の暑さを更新したり、連続夏日の記録を更新したりと、地球温暖化どころか、地球の気候の変動をありありと見せつけられた夏となりました。
まだまだ続く残暑を目の当たりにしつつ、既にこの猛暑の影響を受けた来年のスギ花粉、ヒノキ花粉がエライことになりそうな予報が出つつあります。
備えあれば憂いなし。
この地獄のような暑さの夏から、2019年の花粉を予想してみましょう。
2018年の記録的猛暑の影響
2018年の記録的猛暑は各ニュースで取り上げられるほど。
７月中旬に発生した西日本豪雨災害後、急激に上がった気温。
熊谷では国内最高気温の41.1度を７月にして樹立。
東京でも2004年の39.5度を超えて、40度を記録してしまいます。
残念なことに、この猛暑で小学生が課外授業を行い熱中症で亡くなってしまったり、多くの効率小中学校でまだクーラーが普及されていないため、熱中症に倒れてしまう子どもたちが多発。ニュースになったのも覚えているかたはまだいるでしょう。
日本だけではなく、スイスでは72年間氷河の中に閉じ込められていた、不時着した米軍用機が暑さで溶けて姿を現したり、北欧が30度を記録。大規模な山火事が起こったりと、世界各国でこの暑さによる異常状態が発生しています。
関連⇒ニュースサイト
【その他の暑さによる異常状態】
- アメリカのデスバレーで7月の平均気温が４２．３度。
- オーストラリアの熱波により、コウモリの脳が沸騰、大量死。
- カナダで熱波が起こり熱中症での死者が７０人に等。
2018年の猛暑の原因
高温注意報も出続けていましたね
地球温暖化だとか、地球の気候の変動の時期に入っているなど色々な話が飛び交っている猛暑の原因ですが、日本だけに目を向けると「高気圧の布団が２枚も日本の上に被さっているから」というのが原因です。
通常、夏になると太平洋高気圧が日本を覆います。
それだけでしたら毎年のことなのですが、その上空にさらにチベット地方からの高気圧が乗っかってしまい、日本は太陽の近くなるただでさえ暑い夏に、羽毛布団を２枚もかけている状態になってしまったのです。
このため、酷い暑さがなかなか取れず、記録的な猛暑が続いているのです。
この夏の猛暑が及ぼすスギ花粉への影響は？
さて、ここからが本題の「夏の暑さが及ぼす、スギ花粉への影響」ですが、基本的にスギは「夏の気温が高い」「夏の降水量が少ない」と、より多くの花粉を蓄えようとする性質があります。
これは、光合成をする植物ならではの性質でもあるのですが、2010年もかなりの猛暑を迎えた年だったのですが、その翌年、2011年のスギ花粉が全国で前年よりも５倍の量の花粉量を記録していた事からも、その法則がわかるでしょう。
そう考えると、観測史上最強の猛暑を迎えた翌年の、2019年の花粉飛散量は……激増するのではないかと各方面で警戒されています。
因みに、今年の春のヒノキは、2017年の酷暑により前年度の43倍にもなりました。
確実に2018年より暑いとされる夏を乗り越えた、2019年のスギやヒノキは……。
とはいえ、確実に予報ができるようになって、気象庁などから花粉予報が出るのは夏が終わり、スギ花粉の量や大きさが確認できた後。
筆者は嫌な予感しか感じませんが、「来年の話をすると鬼が笑う」前に、「来年を笑って過ごせる」よう、今から花粉対策をおこなっていきましょう。
夏からできる花粉対策
実はこの猛暑で花粉症の方にとってラッキーな事がありました。
あまりの暑いさで夏の花粉の飛散量がほとんど無くなったことです。
夏の花粉のメインは「イネ科」の植物。
ですが、暑い日や日照り続きの日は花粉の飛散量がぐっと減りますので、イネ科の花粉症の方にとっては、少しラッキーだったと言えるでしょう。
また、あまりの暑さで「蚊」の活動力も弱まったため、蚊アレルギーの方も比較的過ごしやすかったという声がありました。
もちろん、涼しくなってきたらどうなるかわかりませんし、秋になればさすがに暑さも和らぎます。
その時に、夏の花粉が秋の花粉とまとめてやってくる可能性もありますので、ぜひ、今の暑い間から花粉症対策をバッチリしていくようにしましょう。
【夏からできる花粉対策リスト】
舌下免疫療法を試してみる
花粉症に効果的なサプリメントを飲み始める
腸内環境を整える
花粉対策家電を揃える
運動をしたり免疫力を高める食生活を始める
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