ペットにもあった花粉症の歴史

ペットと花粉症
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犬や猫・猿にもあった動物の花粉症の数々の歴史について

花粉症は人間だけの病状……だと思っている方は多いかと思います。
しかし、アレルギーというものは、同じ霊長類である猿はもちろん、犬や猫にもあったのです。
そんな「犬」「猫」といった動物たちの花粉症の歴史と、これからの治療法の研究について見ていきましょう。

動物界の花粉症の歴史!?

「花粉シーズン、いつサルの?」
そんな見出しで記事を書いたのが、朝日新聞の淡路島のサルの花粉症の話。

関連記事=朝日新聞のWEBサイトはこちら

人間に比べて発症率が少ないとはいえ、猿たちがスギ花粉シーズンになると、目が腫れたり、鼻水が出たり、くしゃみが止まらなくなったりするそうです。

愛知県の日本モンキーセンターでは、144頭のうち30頭が花粉症症状を発症し、内10頭前後のニホンザルは重症化して、鼻水が青っぱなになったり、目やにで目が開かなくなったりしてしまったというのだから、確率的には酷いものです。

世界で初めてスギ花粉症のニホンザルが確認されたのが80年代半ば。

日本モンキーセンターでも、40年程前にはこのようなことはなく、ここ10年ほど前からこうした猿の花粉症症状が取り出さされるようになったので、やはり、少し人間に遅れてこうしたアレルギー症状が動物たちにも出るようになったと思われます。

サル

ペットにも忍び寄る花粉・アレルギー症状

それでは、そこまで人間と近くないと思われる、犬や猫は……というと、実は身近なペットたちにも花粉症症状が出るようになってしまいました。

この10年、20年ほど前から「当たり前」の事として知られるようになりましたが、初めて犬の花粉症が確認されたのが1995年。
少し遅れて2000年には猫にもスギ花粉症症状を持つということが確認されました。

ただ、犬や猫たちの場合、鼻や目の症状よりも皮膚症状、痒がったり毛が抜けたり、皮膚が真っ赤になるといった症状の方が多く見られるため、実際よりもペットの花粉症というのが認知されるのが遅くなったかと思われます。

ペットの花粉症は、比較的犬に多く見られ、猫はまだ犬よりかは少ないとされていますが、近年ではペットの鳥、「インコ」や「オウム」などでも花粉症らしき症状が認められるようになってきていますので、これから先、もっと多く知られることになりそうです。

【筆者の体験談】
我が家では20年以上犬を飼い続けていますが、初代の犬はハウスダストアレルギー、現在飼っている2代目の犬はイネ・魚のアレルギーを持っています。
とくにイネ科のアレルギーを持ってしまうと、お米を食べることができず、また、季節になると散歩に行くだけでくしゃみやかゆみが止まらなくなるようで、薬が手放せなくなります。
動物病院

これから増えていくであろうペットの花粉症対策

現在、ペットのアレルギーの検査方法は、血液検査をしていくしかないのですが、人間と違い保険の効かない犬猫はとても高額になりがちです。
※大体20,000円~30,000円※

今では犬猫の保険もありますので、とくに犬を飼った場合には入っておくと良いでしょう。

また、「身体が丈夫である」と定評のある雑種でも、花粉症になる場合も多く、発症してしまった際には、飼い主である人間が予防と対策、そして治療をしていく他ありません。

現在、ペットの花粉症対策として「シャンプー」「ステロイド投薬」がメインとなっています。
それだけではなく、洋服や靴の利用も花粉症対策に良いといわれています。

諸外国では既に「草アレルギー」の犬が増えてきており、草の汁から足を守るために、靴を履かせて散歩させる飼い主も増えているようです。

まだ、日本では「犬に洋服を着せるなんて」「犬に靴を履かせるのは可哀想」という感覚の年配の方が多いのですが、人間でも増えてきているアレルギー症状が動物たちを苦しめる事実もありますので、早めの対策をすると良いでしょう。

ペットの服

動物の花粉症症状の歴史まとめ

1986年:広島県でスギ花粉症を発症している、野生のニホンザルを発見。
その後、兵庫県で野生のニホンザル272頭を調査したところ21頭が花粉症を発症していることが判明。

1995年:アメリカで犬の花粉症が初めて確認される。

2000年:猫の花粉症が初めて報告される。

近年:花粉だけに限らず、色々なものに対しアレルギーを起こす犬や猫がいることがわかり、ペットの花粉症の研究は進んでいるものの、犬や猫には抗ヒスタミンが効かないため、治療のメインはステロイド薬メインとなっているのが事実。
アレルギーに対する研究は人間同様、まだ発展途上である。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。