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生活習慣から体質改善に続く子どもに関する5つのポイント
生活習慣が変われば体質も改善していく。
体質が改善していけば、花粉症に対する症状も軽減されていく……。
そんな簡単なことだからこそ、難しい生活習慣の改善。
大人でも早寝早起き、バランスの良い食事。ストレスを溜めず、運動をして、健康的な生活を送るなんて事……無理ですよね?
人生経験も浅く、元気溢れる子どもなら、なおさら自制が効かないのは当たり前。
そんな子どもを制御するのは、親にとって至難の業ではないでしょうか?
今回は、子どもの生活習慣改善をいかに簡単にしていくかという方法を5つに絞ってお伝えしたいと思います。
No1子どもが早く寝てくれない!⇒睡眠時間を削ってもやりたいことがあるのでは?
早寝早起きは生活習慣改善の一番のポイント。
ですが、今時はTVやネット、ゲーム等で夜遅くまで起きてしまう子どももたくさん。
そのたびに寝なさいと起こるお母さんにもストレスが……。
でも待ってください。
大人でも楽しいゲームやテレビが手元にあったら、翌日仕事があっても無理して起きてしまいませんか?
なので、子どもの部屋にはゲームやスマホ、TVの持ち込みは禁止させてみましょう。
「寝室以外なら好きに遊んで使っていいよ」というルールにすれば、子ども部屋は勉強するか寝るかしかありません。
ただし、起立性調節障害等、どんなに頑張っても夜眠れず、朝起きられない障害がある可能性もありますので、そのような場合は子どもの調節障害を診てくれる病院に相談しましょう。
No2子どもの姿勢が悪い!⇒強制的に姿勢を良くする椅子を用意しましょう
姿勢が悪いとどうしても体内循環が悪くなったり、代謝が悪くなったりして、免疫バランスが崩れてしまいます。
ですが、勉強やゲーム、スマホをいじっていると、背中を丸めたり、足を組んでしまいがち。
ですので、「強制的に座ると姿勢が良くなる椅子」という物を用意してしまいましょう。
膝を支えに、腰を立てた状態で前傾姿勢を保ってくれる作業の椅子や、ボディメイクシートと言って、骨盤をギュっと押さえ、足を組んだりしないようにしてくれる補助の椅子もあります。
姿勢というのは、大人でも良い状態を自分で意識するのはとても大変ですので、無意識でもできるよう工夫をすると良いでしょう。
No3子どもがお菓子ばかり食べたがる⇒健康的な食べ物へシフトしてみましょう
突然今までのスナック菓子をやめて、野菜やお魚を食べろと言っても無理なこと。
大人でも、ずっと飲んでいたお酒を明日から止めるように言われてもストレスが溜まってしまいますので、「洋菓子の代わりに和菓子を食べる」と言ったように、代替法で健康的な食生活を過ごせるようにさせてあげましょう。
花粉症対策に良い食生活に変えるためのポイントは、こちらに詳しく書いています。
No4子どもが運動嫌い!⇒嫌いなのには理由がある。好きな運動をさせましょう
「子どもが運動嫌いで、家でゲームばかりする……」
そんな嘆きを呟く親御さんはとても多いのですが、子どもさんにどのような運動をしてもらいたいと思っているのでしょうか?
学校の運動では、その子どもの体質・体型・素質に合った運動はさせてもらえず、例えば鉄棒が上手くできないことで、先生に怒られたり同級生に馬鹿にされたり……と嫌な思いをしたことがある可能性もあります。
また、「水泳は得意でも陸上競技は得意ではない」「卓球は得意でもバレーボールは苦手」と言った、向き不向きによる子どもさんの運動嫌いもあります。
ですので、子どもに運動をさせたいと思った場合は、その子の好きな運動を見つけてあげる。
そして、その子の望む運動をさせてあげるのが一番。
例え、それが木登りであっても、サイクリングだったとしても、心臓が激しく動き、筋肉が動くことであれば、代謝を高めるには十分な運動になります。
代謝が高まると、免疫力も強くなり体質も改善されていくので、ぜひ、小さな運動でもいいので見つけて、させてあげましょう。
No5マスクや手洗いを嫌がる!⇒マスクをしたがる、手洗いをしたがるようにさせましょう
体質がどんなに変わっても、花粉を浴びていては症状が止まることは難しいです。
そうならないためにも、マスクや手洗いうがいは重要なポイントなのですが、マスクを恥ずかしがったり、手洗いうがいをめんどくさがったりする子どもは多いでしょう。
とくに男の子の場合、見た目を気にしたり、逆に汚いままでも平気……という子が多いので、お母さんも大変です。
この場合、マスクに絵を描いてみる。
手洗いをしたらおやつがもらえるという、よい刷り込みをする等をして、自ら望んでマスクや手洗いをしたがるようにしましょう。
意外に男の子は単純なので、何度か手洗い後におやつをあげたり、褒めたりしていると、短い期間で習慣になってくれることが多いです。
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