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アトピーだからってノンメイクは寂しい!ストレスを溜めない緩肌メイク
アトピー性皮膚炎の場合、肌に負担をかけることができず、やりたくてもメイクすることができないという悩みで、余計なストレスを抱え込むケースもあります。
特に女性にとって「メイク」というものはストレス解消の一つだったりします。
ストレスを感じることは逆にアトピー性皮膚炎にとって良くないことです。
できる限り肌に負担をかけず、それでいてパッと明るくなるようなメイクをするテクニックを、実際にメイクしているイラストと共にお伝えします!!
土台となる肌に優しいスキンケアを
メイクの土台となるのが肌。
ですがアトピー性皮膚炎の場合、肌が赤くなってしまっていたり、ヒリヒリしてファンデーションをつけるのが困難な場合が多々あります。
ですので、基本は「スクラワン」と「敏感肌用化粧水」でお肌のケアをしておきましょう。
特に、敏感肌用化粧水は何を買ったらよいかわからない場合は、美容系の診察も行っている皮膚科などで購入できる、医療用の純粋な化粧品を出してもらうのもよいでしょう。
若干お値段は高くなりますが、肌が落ち着いて、丈夫になってきたら少しずつ市販の敏感肌用化粧水にしていくこともできますので、試してみる価値はあると思います。
それでは、まずは、スクラワンと敏感肌用化粧水で肌を整えたら、ベースメイクへ行ってみましょう。
肌への負担は最小限に!! ベースメイクのおすすめ
アトピー性皮膚炎の場合はだが既に赤味を帯びているケースがほとんど。
肌が逆むけて閉まっている状態でしたら、本人もヒリヒリするので無理なメイクはしないかと思いますが、赤味程度でしたらファンデーションの厚塗りで誤魔化してしまおうとやってしまう方も多いはず。
ですが、そこに問題が!!
ファンデーションは肌にかなりの負担がかかるもの。
特に一般的に売られているファンデーションには鉱物が入っている物がほとんどですので、もしファンデーションを使いたい場合は「鉱物不使用」の「ミネラルファンデーション」を使うようにしましょう。
皮がめくれたりしていないならば、粉の方が肌に負担がなくおすすめなのですが、カバー力はやはりリキッドの方がおすすめ。
どちらにするかは自分の肌の状態を見ながら決めた方が良いのですが、いずれにせよ、薄く、ともかく薄く、気になる部分に「ポンポン」と乗せていく感じでファンデーションをつけるようにしましょう。
因みに、もし、赤味を帯びている部分が頬や目の周りの場合、そのまま赤味を利用するということができますので、額や口の周り、鼻周辺などの色味を薄くするだけに止めておくと良いでしょう。
※赤味が気になるところに軽くファンデーションをのせました※
赤味を抑え、光沢のある肌に見せてくれるのが「パール系のパウダー」。
こちらも、必ず鉱物不使用の肌に優しい物を選ぶようにしましょう。
もし、ファンデーションを使えない場合でも、このようなパール系のパウダーを乗せるだけでも赤味が激減し、ふんわりとした肌に見せることも出来ます。
鼻筋、おでこなどにふんわり乗せていきましょう。
※肌に艶感が出ました※
肌に手を加えられない分ポイントメイクは好きに♪
どうしても肌の調子が悪い。
そんな時はポイントメイクだけでもOK。
唇には始めに保護の意味も込めて、無職の無添加リップをたっぷりつけて、その上からルージュを塗りましょう。
因みに、ややパープルが含まれている明るめのピンクなどを使用すると、パール系パウダーの効果もあって、肌色が白く見えるようになります。
そして、アイメイクですが、まぶたは皮膚が特に薄いところで、ここの部分が炎症し出すととても大変なことになります。
ですので、もし肌が赤くなってしまっている場合は、その赤味を利用して、目頭側だけパールを乗せて白くぼかし、あとはアイライナーで中国や韓国系のメイクをしてみるとよいでしょう。
また、目元は特に支障ない場合はつけまつげが便利。
マスカラをつけるより肌を擦る回数が減り(メイクオフ時は外すだけ)、マスカラよりも目元が印象的になります。
その際、頬も赤いようならそのまま利用して、目尻側~頬にかけての紅メイクのように見せかけてしまいましょう。
目や頬周辺に赤味を帯びさせる場合、アイブロウを濃くしてしまうと非常にアンバランスになってしまいます。
アイブロウはできる限り薄めに、目元を強調する形で描いていきましょう。
※肌の赤味を逆利用※
どうしても肌荒れが酷いときには眼鏡とマスクで
このように肌に負担をかけないメイクとは言っても、それすらできない調子の時もあります。
そんな時は、マスク&眼鏡で乗り切りましょう。
ちなみに、眼鏡の時はどうしても目の印象が薄れますが、つけまつげを1つつけるだけで目元の印象がハッキリします。
女性にとってメイクができないほど肌にトラブルを抱えてしまうのは本当に辛いもの。
病院で薬を処方するほか、食生活の改善やサプリメントや運動などを取り入れ、体の中からしっかりと治療していきましょう。
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