アトピー性皮膚炎と間違えやすい疾患とは?

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アトピー性皮膚炎には間違えやすい疾患がある

アトピー性皮膚炎はアレルギー性の湿疹が再発に再発を重ね、なかなか治らなくなってしまう皮膚疾患なのですが、皮膚疾患は一見すると似たような症状を示すものが数多くアリ、アトピー性皮膚炎かと思ったら違う疾患だったという事もあります。

症状は似ていても違う疾患の場合、治療法は異なるため、間違えた治療法で余計症状が悪化してしまうということもあります。

今回は、そんなアトピー性皮膚炎に似た症状を出す皮膚疾患について知り、間違った治療を行わないよう知識を付けるようにしましょう。

アトピー性皮膚炎と似ている症状その1「蕁麻疹」

蕁麻疹

蕁麻疹も主としてアレルギー性の、かゆみを伴う膨疹や紅斑ですが、特徴として、数時間から1日程度で症状が治まります。

ただし、その場所での症状が治るだけで、場所を変えて痒みが出て、出没を繰り返す事が多いので注意が必要です。

見た目の特徴としては、膨疹(赤い膨れた湿疹)が出るため、カサカサした感じにはならないので、比較的アトピー性皮膚炎とは区別がつきやすいでしょう。

治療法はステロイド薬を塗ったり、抗ヒスタミン薬の服用です。

アトピー性皮膚炎と似ている症状その2「接触性皮膚炎」

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俗に言う「かぶれ」というものですが、何かの物質が皮膚に触れてそれがアレルギー反応を起こし、かゆみを伴う湿疹ができます。

主にゴムだったり、金属だったりします。

酷くなると水ぶくれになりますが、掻きむしってしまうとグジュグジュとしたリンパ液が染み出したり、カサカサになったりするため、アトピー性皮膚炎と間違えてしまう事もあります。

いつも同じ場所にかゆみが出る場合は、接触性皮膚炎を疑ってみることが大切でしょう。

治療法は、原因物質を突き止めること。

そして、ステロイド外用薬を使用し、場合によっては抗ヒスタミン薬を服用すると速やかに症状が治まるでしょう。

アトピー性皮膚炎と似ている症状その3「脂肪欠乏性皮膚炎」

乾燥

全身に出る可能性はありますが、特に下腿全面(すね)や腰回りに多く見られます。

皮膚が乾燥して、表皮にフケのような粉が吹いたり、しわや亀裂が出るようになってしまいます。

また、強いかゆみがあるため、アトピー性皮膚炎と似ているのですが、原因は老化などによって、皮脂の分泌が低下して乾燥してしまうことが原因となっています。

殺菌作用や、さっぱりタイプの石けんの使用を控え、入浴後などに保湿をすることなど、潤いを補うことで治ります。

かゆみが酷い場合は抗ヒスタミン薬、ひっかきすぎて皮膚が炎症している場合はステロイド外用薬の使用を進められることもあるでしょう。

アトピー性皮膚炎と似ている症状その4「乾癬」

皮膚が炎症し、表皮が硬く角質化していく皮膚疾患で、皮膚が赤くなり、銀色のような白い色のような角質が層の様に重なっているのが特徴です。

アトピー性皮膚炎よりもかゆみは少なく、また、正常な部分の皮膚と、乾癬を起こしてしまっている部分の差がハッキリしているので、こちらも比較的見分けはつきやすいでしょう。

この乾癬色々なタイプがあり、発症の原因が不明とされる、厄介な皮膚症状なのですが、暴飲暴食・睡眠不足・ストレス・体力の低下・薬など環境因子が原因で悪化していくということはわかっているため、日頃から規則正しい生活を送ることは大切です。

アトピー性皮膚炎と似ている症状その5「あせも」

あせも

日本人なら一生に一度はなったことがあるあせも。

汗をかいた部分が皮膚炎を起こし、赤い小さなブツブツと共にかゆみを伴います。

清潔にすることと、ベビーパウダーを使う事で、薬を用いずとも大抵のあせもは症状を抑えることができます。

アトピー性皮膚炎と似ている症状その6「疥癬」

疥癬(かいせん)とは、「ヒゼンダニ」というダニによって引き起こされる、感染症系の皮膚炎です。

このヒセンダニは手首や内ももなどに住みつくため、ダニそのものや、糞などを免疫細胞が攻撃します。
そのさいの、免疫反応によって、かゆみや湿疹などといったアレルギー反応が起こってしまうのです。

症状が重症の場合は、皮膚が灰白色になってしまい、角質化が酷いのですが、通常だと赤い、かゆみのある皮疹が出るような状態です。

そのため、医師でもアトピー性皮膚炎だと間違えやすく(実際アレルギー反応でもあるため)、ステロイドを処方してしまい、余計悪化してしまうケースがあります。

本来なら、疥癬の場合は駆虫薬であるフェノトリン等を塗るのが良いとされているのですが、誤診でステロイドなどを使用してしまうと、逆に免疫が抑えられダニが生息しやすい環境ができてしまうため、注意が必要です。

ステロイドを塗っても良くならず、家族間や幼稚園保育園などで同じような症状が出ているようであれば、疥癬の可能性が高いので、病院を変えて「ダーモスコープ」などでしっかり確認してもらう様にしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。