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花粉にもアレルギーにも「アトピー」にも有効な可能性が大浮上のじゃばら!!
アレルギーに有効なナリルチンと言う成分が、群を抜いて多いとされるじゃばらは、花粉症に有効なのはもちろん、アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息にも有効と言われていました。
そして、近年では、大人のアトピー性皮膚炎にもじゃばらは有効であるという声が上がり始めてきたのです!!
じゃばらについての簡単な説明
最近で花粉症やアレルギー反応に有効であると評判も高まり、テレビや雑誌などでも取り沙汰されていることから、じゃばらを知らない人は少なくなってきました。
じゃばらとは、和歌山県の北山村で自生していた流通も全くないと言ってよいほどの、知名度の低い独自の柑橘果物でした。
ですが、このじゃばら、フラボノイドの一種であるナリルチンがどの果物よりも多く含まれており、その量はユズと比べても約7倍。
ナリルチンにはアレルギー症状の根源である、ヒスタミン等の炎症物質の放出を抑える作用があるため、花粉症やアレルギー性の鼻炎・気管支喘息などに有効と言われてきました。
他にも、ビタミンA・ビタミンC・クエン酸やカロチン等が含まれているため、抗酸化作用や疲労回復などに役立ち、相乗効果も相まって、免疫バランスが整い、よりいっそうアレルギーに効果的だとされているのです。
じゃばらについての詳しい説明はこちら⇒
じゃばらがどうしてアトピー性皮膚炎に効果的なの?
じゃばらがアトピー性皮膚炎に有効な理由を説明する前に、アトピーの原因について軽く説明したいと思います。
アトピー性皮膚炎についての詳しい説明はこちら⇒
アトピー性皮膚炎は一昔前までは子どもの皮膚病という認識でしたが、近年では40代前後の大人にアトピー性皮膚炎が増加いてきていると言われています。
それは、住宅環境やオフィスビルなどの気密性が高くなりダニやカビの発生率が高くなったこと、また、大気汚染の関係で空気が悪くなってしまったこと、さらに、ストレスが最もかかる世代だからとも言われています。
そんなアトピー性皮膚炎ですが、アレルギー反応が原因で皮膚が炎症してしまい、そこを掻きむしる事によって、さらにひふバリアが剥がれ炎症、かゆみが増す……という悪循環を繰り返します。
つまり、元々の原因はアレルギーなのですが、アレルギーの中でも花粉症やアトピー性皮膚炎は「Ⅰ型(即時型)」になります。
じゃばらのナリルチンはそのⅠ型のアレルギーに対して効果的なため、アトピー性皮膚炎にも有効だと判明したのです。
さらに、じゃばらにはコラーゲンの生産を促し、皮膚を改善する作用もあるため、アトピー性皮膚炎に対して、嬉しい効果が期待できると言われているのです。
【アレルギー4つのタイプ】
Ⅰ型アレルギー(即時型):IgEによって引き起こされるアレルギー。影響が早く出てしまい、症状も急激に進む。気管支喘息やアレルギー性鼻炎、花粉症、蕁麻疹やアトピー性皮膚炎が含まれる。
Ⅱ型アレルギー(細胞障害型):自分自身の細胞を抗原(排除すべき物)と人気してしまい、免疫反応が起こってしまう。重症筋無力症や橋本病・バセドウ病などが含まれる。
Ⅲ型アレルギー(アルサス型):自分自身が作り出した、可溶性抗原を免疫が攻撃してしまい炎症反応が起こってしまう。関節リュウマチや、全身性エリトマトーデス等が含まれる。
Ⅳ型アレルギー(遅延型):T細胞・マクロファージなどが関わる、細胞性免疫によるアレルギー反応。即時型と違い、1日以上の時間が経ってから(遅れて)反応が起こるのが特徴。接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の一部もここに含まれる。
じゃばらにも欠点が一つだけある!?
豊富なナリルチンに恵まれた、アレルギーに役立つじゃばらですが、一つだけ問題があります。
じゃばらを含む柑橘類には、「リモネン」と呼ばれるあの柑橘類独特の香りの元となる成分が大量に含まれています。
このリモネン、香りがよく、リラックス効果や免疫力アップなどに役立つと言われているのですが、酸化しやすく、酸化したリモネンを食べてしまうと、活性酸素が増えて逆にアレルギーを誘発してしまう可能性もあるのです。
せっかくアレルギーやアトピー性皮膚炎対策にじゃばらを食べているのに、逆にアレルギーが誘発されてしまっては元も子もありません。
ですので、おすすめなのはじゃばらを摂取するときは、「サプリメント」となっている物を飲むことで、酸化したリモネンを口にする危険性を減らすという方法なのです。
幸か不幸か、じゃばらはそのままではとても酸っぱく、また、流通もあまり多くはないため、アトピー性皮膚炎対策のためにじゃばらを食べるならば、サプリメントで継続的に口にしていくのが一番のおすすめ方法だと思われます。
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