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花粉症対策に必須の「洗濯物干しテク」その10のコツ
花粉症はマスクやメガネで「外出時」の花粉対策をしていたとしても、帰宅時に室内に花粉が入り込んでいては、全く意味を成しません。
花粉が外から中に入ってくるケースは、①帰宅時に自分で連れてくる、②窓の開けっ放し、③布団や洗濯物を取り込んだとき、この3つのケースでほとんどが家の中に入ってきてしまいます。
その中で、一番ありがちな「洗濯物を取り込んだとき」に花粉を家に持ち込まない様にする、「洗濯物を干す時の10のコツ」をお伝えします。
1室内干し
一番目から「当たり前」的なことを書いてしまいましたが、シーズン中「外に干す」ことは命取りになります。
だったら、一番確実な「室内干し」がおすすめ。
生乾きや臭いが気になる場合は、窓際の日の当たる場所に干すか、扇風機や乾燥機を当ててみましょう。
今でしたら、室内干し用の洗剤も売られているので、そうしたものを使用すると臭いも気にならないでしょう。
2夜に干す
花粉は午後12時から3時くらいが一番多く飛散します。
ですので、いっそうのこと夜に干すというのも手でしょう。
3洗濯物は叩かない
洗濯物を取り込む際に、パンパンと叩いた方が、花粉が落ちるような気がしますが、逆に洗濯物に花粉が入り込んで、家の中に持ち込んでしまうことになってしまいます。
4風の強い日は避ける
当然ですが、風の強い日は洗濯物を干さないようにしましょう。
とくに晴れた日の風の強い日は、花粉が一番飛び交います。
因みに、例え夜とは言え風の強い日は、外干ししないようにしましょう。
5洗濯物は叩かず「払う」
「3」で叩くことはNGと書きましたが、洗濯物の両端を持ってパンパンと振って払うことはおすすめです。
なぜなら、叩く=表面に付いた花粉を手で繊維に押しつける、という様になってしまいますが、払う=表面に付いた花粉を吹き飛ばす、ということですので、外に干した場合は、洗濯物を取り込むときに振ってから入れるのはよいのです。
ちなみに、Tシャツやタオルは払うことによって、約50%もの表面に付いた花粉を振り落とすことができます。
6柔軟剤を使おう
柔軟剤には静電気の発生を抑える効果があります。
花粉は微弱ながら+(プラス)や-(マイナス)の電気を帯びているため、静電気が発生している衣服にとても付着しやすいのです。
そのため、柔軟剤を使用し静電気を抑えた繊維・衣類の方が花粉が付着しにくいため、選択時には柔軟剤を使用するのがおすすめなのです。
因みに、この「花粉の持っている電気」を利用して、マスクとして活用したのが「スプレー型マスク」なのです。
スプレーの中にプラスイオンを配合し、プラスの電気を帯びている花粉ははね除け、マイナスの電気を帯びている花粉は、肌の表面に付着して、鼻の中に吸い込まれないようにしているのです。
7夜干せないときは早朝~お昼前に
年配の方等、夜に洗濯物を干すのを「縁起が悪い」「行儀が悪い」と嫌がったり、また、女性の一人暮らしなどで、安全面の部分で夜に干せないというケースもあります。
その場合は、太陽が出てから正午になるまでの「早朝~お昼前」までを外干しの時間として使いましょう。
暖かい日となれば、11時くらいからかなりの量の花粉が飛び交う可能性もあります。
もし、気象庁などの情報で「花粉が多い」と出ていた場合は、早めに取り込むことをおすすめします。
8雨の日の翌日の晴れは注意
花粉は雨に濡れて、乾いた時に大量の花粉を放出します。
ですので、もし晴れていて気持ちが良い日だったとしても、前日が雨降りの日でしたら、諦めて室内干しにするようにしましょう。
9洗濯槽もよく洗おう
衣服の花粉は、干している時にだけ付着するものではありません。
外を歩いて、帰宅後、その洋服を洗濯機の中にいれたとすると、洗濯槽の中にも花粉がたくさん溜まります。
また、洗濯槽の裏側はカビが生えやすいので、室内干しをした際の臭いの原因にもなります。
せっかく室内干しにしても、洗濯機の中で花粉が衣類に付着しては意味がありません。
洗濯槽は洗濯槽クリーナーや、過炭酸ナトリウム、重曹などで掃除しましょう。
10空気乾燥で乾燥時間を短くしよう
洗濯機の機能の中で「風乾燥」という機能があれば、ぜひそれを使ってみましょう。
ガス等で衣類乾燥するのと違い、カラっと乾燥するわけではありませんが、脱水しただけよりもある程度乾燥した状態で干すことができるので、室内干しでも時間短縮できますし、外干しの際も、午前中の短い時間だけ・夜の短い時間だけといった場合でも十分に乾燥できるでしょう。
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