花粉症の時期について(イネ科)

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花粉症というと2月頃から始まる「スギ花粉」が日本では有名ですが、花粉がある植物は全て花粉症の元になり得ます。

今回は、イネ科の花粉シーズンについてお話しします。

 

イネ花粉

イネ花粉はイネ科の植物から発生する花粉のこと。

イネと言えば、「麦」や「とうもろこし」と並ぶ穀物の王道です。

イネ科イネ属には22種類のイネがあり、内、食用として2種類のイネが人の手によって栽培されています。

そう、イネといえばお米。

普段日本人が何気なく食べているこのイネの花粉にもアレルギー反応を起こしてしまうことがあるのです。

 

 

イネ花粉の飛散時期

 

日本全国、どこにでもあるイネ。

お米どころはもちろんのこと、「コヌカグサ」や「アシ」など、一見雑草のように空き地などで生えているものにもイネ科の植物があることがあり、犬の散歩などで河原を歩いていたら、イネ科の花粉症になってしまったというケースもあるのです。

 

北海道地域

亜寒帯気候で、スギやヒノキの花粉症が少ない北海道ですが、イネ・シラカバ・ヨモギは非常に多く、注意が必要です。

イネ科の植物は「ススキ」や「カモガヤ」なども含まれていて、一つのイネ科の植物に反応してしまうようになると、こうした多くのイネ科の植物にも花粉症症状が出てしまうのです。

イネ科の花粉が飛散する時期は6月頃から8月頃と、北海道では短めですが、秋の収穫時期には刈り取りや脱穀などでも花粉を飛ばしてしまうので、田植え時期、稲刈り時期は田んぼには近づかない方がよいでしょう。

 

東北地域

米所の多い東北地域は、イネ科の花粉症の方にとっては辛いかもしれません。

関東よりは寒い地域が多いこともあって、ピークは4月5月と8月頃

ですが、花粉の飛散時期は4月頃~9月の終わりくらいまでととても長く、農家の多いこの地域では、スギ花粉症よりもイネ科の花粉症が多い程です。

関東地方

スギ花粉がメジャーな関東地方。

ですが、多くのイネ科植物が群生しているこの地域では、4月~9月までと、スギ花粉より長い期間花粉が飛散しているのです。

ピークは4月5月ですが、この時期は関東地方に多い、河川敷などの散歩でアシなどのイネ科の植物に接触し、酷い花粉症症状を起こさないように注意しましょう。

また、人間だけではなく、犬もイネ科のアレルギーであることが多く、この時期の河原や空き地の散歩は控えておいたほうがよいかもしれません。

 

東海地方

東海北陸では、花粉症の7割がスギ花粉由来だという話もあります。

ですので、イネの花粉時期も4月~9月と、他の地域とそう変わりはないのですが、ピークというものがなく、あまり酷い飛散時期はないでしょう。

 

関西地方

関西、中国地方は、関東に比べ比較的イネ科の花粉症が増えてきていると言われています。

4月中旬くらいから7月くらいにイネ科の花粉が飛ぶこの地域ですが、ピークが断続的になんども訪れるため、東北に負けず劣らずイネ科の花粉に注意が必要です。

 

九州地方

関東以北に比べ暖かな地域の多い九州。

イネ科の開花時期も早いと2月から、遅くて12月くらいまでと長いのが特徴です。

ピークは4月から6月ですが、やはり稲刈りの時期などでも花粉の飛散量が増え、秋口などではイネ科の花粉症が多くなる傾向があります。

 

沖縄地方

亜熱帯地方に属する沖縄には、スギ花粉がほとんどありません。

花粉症の時期について(スギ)

2017.05.30

ですが、暖かで雨の多い沖縄地方には「ススキ」がたくさん自生しています。

【ススキ】

イネ科ススキ属。
夏は緑、冬になるにつれ白く枯れていく多年生草だが、気温の暖かな沖縄だと常に緑で、大きく成長することもある。
沖縄では、8月~9月の最も訪れたくなるレジャーシーズンにイネ科の花粉症が増えるとされています。

スギ花粉がないからと安心せずに、旅行カバンに1つはマスクを入れて注意を怠らないようにしましょう。

地域によってどの植物の花粉が増えるか特色がある

このように、南北縦に長い日本には、亜熱帯から亜寒帯までの気象状況が揃っており、地域によって飛び交う花粉の種類が大きく変わっていきます。

自分はスギ花粉症だから大丈夫と安心したりせず、アレルギー体質の方がその地域に旅行に行く際は、マスクや花粉症の薬やのど飴など、念のための「花粉症グッズ」を持って行くようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。