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花粉シーズンの終わりの合図を知ろう
1月下旬頃から始まる酷い花粉の時期。
一体これはいつ終わるのだろう……。
そんな風に途方に暮れることもあるかもしれませんが、いつかは必ず終わるシーズン。
そのシーズンの終わりを把握する方法を知りましょう。
2019年のシーズン終了は4月末迄
ウェザーニュースや日本気象協会での予報によると、スギやヒノキの本格的なシーズン終了はおおよそ4月末まで。
その頃の予報を見ると、段々と「多い」から「やや多い」に変わり、そして、予報の最後の方には「少ない」となっています。
もちろん、雨が降った翌日、しかも暖かい日などは一気に花粉量が増しますが、そういったことがなければ徐々に花粉も収束していくでしょう。
このように、花粉の収束は予報を見ていくと段々と飛散量が減っていくことから、なんとなく把握することができます。
また、ウェザーニュースや日本気象協会などが「4月○○日ごろでピークは過ぎるでしょう」と言ったような予報を出すので、そこで判断することもできます。
だいたいスギは2月~4月上旬。
ヒノキは3月下旬から4月下旬まで飛散するものだと考えておくと、スギやヒノキの飛散シーズンの終了の目処が立つでしょう。
終わりと思って油断しないこと
大体、毎年花粉のピークは4月下旬には終わるもの……。
そう思っていて確かに問題は無いのですが、そこで「5月に入ったから花粉は終わった!!」とマスクなしに外に出たりするのは少し危険。
花粉の飛散自体は確かに終わっているのですが、一度飛散した花粉はアスファルトや雨樋などの隅に溜まっています。
それが乾燥した空気によって舞い上がり、何度も、何度も空気中に舞い上がるため、花粉の飛散自体は終わっても、空気中にはまだまだたくさんの花粉が残っています。
また、スギやヒノキの木の個体によっても、遅れて花粉を出すタイプもいるため、予想もしていないところで花粉症状が出てしまうこともあるでしょう。
北海道は本州側とピークがズレる
そしてもう一つ気になるのが、北海道の花粉のピークのズレ。
ズレと言っても、そもそも北海道ではスギやヒノキではなく、「シラカバ」が花粉の要因となるため、シーズンがずれるのは当たり前のこと。
本州側で「花粉のシーズンは終わりました」と放送されているからといって、シラカバアレルギーの人が北海道に行くと大変なことになります。
北海道でのシラカバのシーズンは5月上旬から下旬まで。
つまり、5月一杯はシラカバの花粉が飛び交っているという訳なのです。
このように「地域」と「種類」によってシーズンの終了時が変わるため、注意が必要です。
今年の花粉はメリハリ型
余談ですが2019年の花粉は「メリハリ型」と呼ばれています。
2月中旬までの低温から、気温上昇と共に一気に花粉の飛散量が増えるという特徴がありました。
これは年末から2月の初めくらいまで、日本列島上空にかなり強い寒気が停滞していたため、スギがなかなか花粉を放出させずため込んでいたのですが、2月末から3月にかけて急激に気温が20度近くまで上昇してしまったことと、同時に春一番がきてしまったことで、一気に花粉が大量飛散してしまったのです。
そのため、今まで花粉症でなかった人も症状を発症することが多く、また、元々花粉症の人はより症状が酷くなるという悲惨なものでした。
夏まであと少し「気を抜かず」に過ごしましょう
梅雨時期まであと少し。
雨降りの多くなる梅雨が来れば、むしろ「花粉の完全終了合図」となります。
雨が地面に溜まった花粉を流し、木々に生まれていた花粉が全て落ちきるその時まで、気を抜かず、花粉対策をしていくようにしましょう。
しかし、スギ・ヒノキではなく、ブタクサやイネ科の花粉アレルギーの人は、むしろそこからが勝負どころ。
大変かもしれませんが、今では数多くの花粉対策アイテム、薬、サプリメント、そしてなにより、このサイトのような情報サイトがたくさんありますので、花粉に対応していく知識を身につけて、対策をしていくようにしましょう!!
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