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花粉症が治るなら人間はいくらまで払うのだろうか!?
毎日花がぐしゅぐしゅ。
メイクはできないし、集中力もでなくなる。
仕事にも勉強にも運動にも、なにより生活に支障が出てしまう花粉症。
今あるメジャーな対処法はマスクをする、掃除をする、薬を飲む……などといった、対処療法はほとんどですが、もし、「●●円で、花粉症がバチっと、一生治ります」と言われたら……あなたはいくら払いますか?
花粉症に関する意識調査
鼻炎のお薬「コンタック」で有名なコンタック総合研究所では、ある時全国に20~39歳の花粉症の、部下を持つクラスの社会人、男女421人にインターネットで「花粉症が治るなら、いくら払う?」という、まさに悪魔のいたずらのようなアンケートを実施しました。
関連⇒コンタック総合研究所HP
その結果、花粉症がなくなるなら平均「33万円払ってもよい」という回答が出たようです。
33万円とは結構大きな金額ですが、「1か月の給料だから」「すぐに出せる金額だから」という現実的な金額だったようで、最高額はなんと「1千万まで出しても花粉症が治るなら」という回答もあったそうです。
これは、それだけ花粉症に悩まされる人が辛い思いをしている証拠ともいえるでしょう。
因みに、花粉症が辛いときは約62%の人が「鼻を取って洗いたくなる」と回答していることもあり、多くの人が、花粉症シーズンになると自暴自棄になるということもわかります。
そう言えば、筆者の母も酷い花粉症で、「目玉を取って洗いたい!!」なんて言っていましたが、まさにそんな心境なのでしょう……。
花粉症と引き換えに失ってもいい物
因みに、多くのビジネスパーソンは高級品や外車などよりも、英会話など自己啓発への関心が高く、「花粉症がなくならるなら、高級外車や高級品・ブランド品はなくなってもいい」と言っています。
お金持ちの多い人種で有名なユダヤ人たちも、「モノより教育」「モノより時間」と、自分のスキルをより向上させていくことをよしとしていますが、そうした方たちにとって、花粉症で集中力がなくなったり、快適な生活ができない、花粉症対策で時間が取られるといったことのほうが、よほど不快な事なのでしょう。
もちろん、花粉シーズンは半数以上のアンケート回答者が「ひたすら寝る」「家にこもって花粉シーズンが終わるのを待つ」と答えています。
アウトドアスポーツが好きな人にとっては、まさに拷問のような日々。
それでは確かに、大きな金額を払っても花粉症を治したいと思いますよね。
社会の理解も
花粉症で集中力が半減する人が23%いると答えた中、実際に花粉症が酷く仕事を休んだことがあると答えたのは、たったの4.9%。
しかも、休む際に「花粉症だから」と言えずに、「風邪を引いた」などと、他の理由にして休んだことがあるという人もおり、「花粉症ごときで仕事に支障が出るはずがない」と、花粉症に理解のない社会・会社も多くあるという現実も垣間見えました。
筆者もアレルギー体質が治るなら……
私自身、黄砂やヒノキ・ブタクサといったアレルギーの他、キウイや卵、青魚などのヒスタミンにとても過敏に反応してしまうアレルギー体質です。
今でこそ、日々運動をし、整体や鍼灸で身体のバランスを整え、こまめな掃除をし、乳酸菌がたくさん含まれる食事を作ったり、野菜メインの食生活へと変えて、どうにかギリギリのラインで症状を抑えています。
ですが、ふとした疲れや、多忙によるストレスなどで地図のような蕁麻疹が出てしまったり、外が黄色くなるほどの花粉や黄砂混じりの風の日などは、くしゃみ・鼻水・目のかゆみに加え、ブツブツと肌荒れも起こしてしまいます。
こうした「死ぬほどではないけれども、鬱陶しい症状」がなくなり、健康になるのならば、確かに33万を払っても惜しくはないかもしれません。
ですが、ちょっと考えてみたのです。
ストレスの溜まらない快適な生活にはお金が必要です。
体の歪みを治すのには、運動をしたり整体などにいくお金が必要です。
掃除をきれいにするには、最新の家電があった方が便利ですし、バランスの良い食生活にはお金がいります。
こうしたことを考えると、もしかしたら……「お金があればこのアレルギー体質が治るのではないか」そう思ってしまう自分がいるのです。
まさに、「卵が先か」「鶏が先か」などといった、とりとめのない意見ですが、多くの国民が健康的な生活を送れるようになって、より社会が活性化されるようになるためにも、ぜひ、日本の経済状況がもっともっと潤ってもらいたいなと思います。
だれか、私に1億円くれないかな……。
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