2018年の花粉予測最新では東京は昨年の2倍の予想!?
2018年、早くもスギ花粉シーズンがやってきました。
昨年の予想では、2018年は2017年よりも多いと予測する日本気象庁と、少ないと予測するウェザーニューズとで意見が真逆になり、どのようになるのか全く予測のつかない状態でした。
ですが、NPO花粉情報協会の予測では、「2018年の花粉飛散量は大半の地域で多くなる」という予想が立てられ、それも2017年の飛散量が少なかったから……という見解で終わりました。
そして、先月、1月に東京都が今春のスギとヒノキの花粉飛散量予測を発表しました。
その結果は…………。
東京都は多くて早い!!
東京都花粉症対策検討委員会の予想によると、各部平均、最大で去年の1.5倍。
多摩などでは最大3倍の量の花粉が飛散すると予測され、平均的に東京都は昨年の2.2倍の花粉が飛散するのではと発表されました。
理由としては、昨年7月の気温が高く、花芽の育成が進んでしまった事が原因と言われています。
さらに悲しいことに、飛散時期も例年よりもやや早く、2月中旬(10日~14日)頃から始まると言われています。
そこからピークは区部では39日間、多摩部では42日程続くと予測されています。
関連リンク⇒朝日新聞
全国規模でも飛散量は多め
東京都では平均的に昨年の2倍量の花粉が散ると予測されていますが、東北や関東地方全体を見ても、2017年の春の3~4倍の量の花粉が飛散すると予測されています。
これは、2017年の秋に実施したスギの雄花の調査で、例年よりも多くなっているのが確認できたため、2018年は例年よりも多くスギの花が開花するということが予測されたからです。
スギやヒノキの成熟期は樹齢30年以上と言われているのですが、現在日本に植えられているスギやヒノキは、そのほとんど(90%以上)が丁度樹齢30年を超えたあたり。
ここからしばらくは、花粉生産量がピークになったスギやヒノキから花粉が飛散し続けることになるでしょう。
増え続ける花粉症患者
都民の半数が花粉症症状を発症しているという調査結果が発表されたばかりですが、日本全体から見ても花粉症患者は増える一方。
今年はもうすでに「花粉量は多い」「飛散時期は早め」「シーズンもやや長め」と三重苦のような情報が出ていますので、できる限り早めの対策をするように心がけましょう。
手洗いうがい、マスクゴーグルではもはや防ぎきれない可能性もあります。
- 調子が悪いと思ったらすぐに病院へ行く。
- 予め花粉症の薬を飲む。
- 飲みにくい場合はサプリメントや漢方などを早めに飲んで行く。
このように、確実な対処法をして2018年の花粉シーズンを乗り切りましょう。
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