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花粉症の大敵「砂糖」それでもチョコレートは大丈夫!?
花粉症対策に「チョコレート」と言うと誰もが驚くかもしれません。
なぜならチョコレートには砂糖がたくさん入っているイメージがあり……そして、砂糖は花粉症症状悪化の最大の敵。
ですが、チョコレートには花粉症によいと言われている「ポリフェノール」も豊富に入っているのも事実。
では、チョコレートは花粉症に良いのでしょうか、悪いのでしょうか。
今回はそこを細かく調べてみましょう。
チョコレートに期待できる効果
チョコレートには豊富なポリフェノールが含まれています。
それはカカオにポリフェノールが含まれているためですが、これには抗酸化作用があると言われています。
また、チョコレートには花粉症の原因の一つではないかと予測されている、活性酸素を抑える働きもあります。
この活性酸素は人間にとって必要な物なのですが、ストレスや疲労、寝不足などで過剰に身体に蓄積されている状態ですと、逆に身体にとって悪い存在となってしまいます。
それは、塩分や糖分などと同じ、必要だけれども必要以上に摂ってはいけないものと同じ。
ですが、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、その過剰になりそうな活性酸素を抑えてくれるのです。
そして、チョコレートはメンタル面にも働きかける優れもの。
疲れたときに食べるのはもちろん、イライラしたときに食べることによって、リラックス効果を期待できることが良く取り沙汰されているのですが、特に女性にはそうした効果が顕著に出やすいとされています。
ストレスは免疫力を下げたり、自律神経を狂わせたりしますので、チョコを食べてほっとひと息つく瞬間を持てると、花粉症にとってもよい効果を期待できるのでしょう。
他にもチョコレートには「便秘改善」「血圧低下」「脳の活性化」などの効果が期待できると言われているので、「ダイエットの敵だ」とか「甘い物は絶対に花粉症に良くない!!」等と毛嫌いせずに、食べてみるのも良いでしょう。
チョコを食べる上での注意点
いくら健康に良いからといって、もちろん食べ過ぎはNG。
チョコには糖分が含まれています。
糖分を取り過ぎればもちろん血糖値が上がり糖尿病になる可能性も上がりますが、他にもチョコレートにはカカオポリフェノールやカフェインが多少なりとも含まれています。
こうした養分の摂取量は50グラムと言われているのですが、それは板チョコ1枚より1列少ない程度。
1枚食べてしまったら多すぎるということでしょう。
また、チョコレートには脂肪も多く含まれているので、食べ過ぎると吹き出物・ニキビの元となってしまうでしょう。
他にも、純粋なチョコレートではなくアーモンドやピーナッツが含まれているチョコ菓子などは、その分余計な脂質が多くなります。
健康のためにチョコを食べる際は、純粋なもの。
それも、カカオ70%以上のブラックチョコレートを選ぶようにしましょう。
花粉症対策のチョコの分量は?
花粉症対策として食べ物を食べるときの必須条件は「少量を長期間」。
チョコレートを健康のために食べる場合は、1日1かけ~2かけで十分だそうです。
また、糖分や脂質の吸収を緩やかにするために、チョコレートを食べるのは食後が最適。
疲れているときや、おやつとしても大丈夫ですが、できる限り食後のリラックスタイムに一かけ食べるようにしましょう。
おすすめのチョコレートは?
毎日少しずつ食べるなら、個包装にされているのがおすすめ。
さらには、カカオ70%以上、糖分控えめのチョコレートとなると限定されてきます。
そんな健康を意識する方向けのチョコレートをピックアップしました。
【明治:The chocolate】
オシャレな見た目と、洗練された風味・味から爆発的に有名になった明治のTHE chocolate。
ミルクテイストからビターテイストと様々なタイプが売られています。
カカオ70%のタイプは力強い深みの「Comfort Bitter」華やかな果実味の「Elegant Bitter」の2種類あるのですが、どちらもとても美味しく、ワインと一緒に食べても合うほど。
舌触りや味わいを変えるために、数種類の形状で個包装されているので、毎日一かけ違う形のものを食べるのも良いでしょう。
【明治:チョコレート効果】
同じく明治のチョコレートですが、チョコと言うよりもカカオの健康食品として開発されたのかと思うほど、高カカオポリフェノールが期待できるチョコレート。
カカオ72%・カカオ86%・カカオ95%とかなりビターな物しか扱っていないのですが、食べ慣れると72%でも甘く感じるほど。
ただし、95%は本当に苦いのでお子様には向いていないかもしれません。
個包装で食べやすいので、毎日少しずつ、健康目的で食べるのに最適なチョコレートです。
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