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秋に飛散する花粉の種類とその対策法について
春夏秋冬、四季がハッキリしている日本では、その時期によって飛散する花粉の種類が大きく変わります。
砂漠のイメージしかないオーストラリアでも、逆に自然豊で、ありとあらゆる植物の花粉症が派生しています。
メルボルンやシドニー等の都市部で8月~10月。
ダーウィンでは5、6月。ブリスベンでは1~4月と、一年中花粉が飛び交っている状態で、意外と旅行者が苦労することもあるようです。
そこまで多種多様とは言わないまでも、日本には四季折々の花ヶ崎、花粉が出ます。
そんな日本秋の花粉症状況・対処法についてお伝えしましょう。
9月~11月に飛散する花粉
悲しいことに、早い地域では11月頃からスギ花粉が飛散し始めます。
ピークにはまだ遠いのですが、敏感な方はこの時期から症状が現れ始めますので、対策が必要となってきます。
そして、イネの花粉等は一段落するのですが、8月から始まったブタクサが9月をピークにその猛威を振るいます。
ですが、ほとんどの植物が秋へ向かう11月には花粉の飛散を終えてしまいますので、スギ花粉症以外の方はこれでようやく、一段落つくでしょう。
地域によって花粉の飛散シーズンは変わってしまうのですが、大まかな目安として主に関東地方を中心に見ています。
関東より南側の地域にお住まいの方は記載されている時期より速く。
関東より北側にお住まいの方は記載されている時期より遅くシーズンが来ると思ってください。
【飛散している花粉の種類】
- スギ(速い地方では)
- イネ(関東地方は12月頃まで)
- ブタクサ(9月がピーク)
- カナムグラ
- ヨモギ
9月~11月に起こりやすい体調の変化
夏も終わり、季節的には再び過ごしやすくなりました。
ですが、この時期は台風が来ることもしばしばあります。
低気圧がもたらす頭痛などが起こりやすく、また、夏の疲れがどっとでて体調を崩すこともありますので、よく寝て、よく食べて、健康的な生活をしましょう。
この時期、体調面は段々と良くなる傾向にあるのですが、ブタクサがピークに達しており、咳が止まらないという症状が多く見られます。
放っておくと気管支喘息になってしまったり、慢性喘息になってしまうこともありますので、1週間立っても咳が止まらない、夜も眠れないほど咳が出ると言う場合は速やかに病院へ行きましょう。
ちなみに、夏が終わって寒くなってくると、家の中で繁殖していたダニなどが死滅していきます。
ありがたいことなのですが、これがハウスダストアレルギーの元になったりしますので、ハウスダストが元の喘息にならないよう、夏が終わったら一度、拭き掃除をメイントした大掃除をすると良いでしょう。
【秋に起こしやすい疾患】
- 偏頭痛
- 自律神経失調症
- 喘息
秋の花粉に対する対策法
この時期はブタクサが猛威を振るっています。
肌がチクチクしたり、赤くかぶれたりといった皮膚疾患が出やすく、また、咳が出てしまったり喉がイガイガするといった、喉の状態が悪くなりやすいのもブタクサの花粉症の特徴。
皮膚に関しては、ワセリンや日焼け止めを塗り、帰宅後は速やかに顔を洗う等をして極力肌に付いた花粉を落とすようにしましょう。
喉に付着しがちな花粉に関しては、飴をなめる、ガムを噛む、水を小まめに飲むといった行動で、喉に花粉が付着し続けないようにしていきましょう。
また、この時期はハウスダストアレルギーを防ぐためにも、一度大掃除をするとよいと思います。
シーツや洋服に潜んだダニの死骸はもちろん、床などの隅を綺麗に濡れ拭きすることによって、余計なアレルギー症状を起こす原因を減らすことができるでしょう。
そして、そろそろスギ花粉症の方は、この時期から飛散シーズン本番に向けて花粉症対策をすると良いでしょう。
ヨーグルトやサプリメント等、食べ物で予防する場合は秋を目安に食べ始めるようにしましょう。
【秋のおすすめ対処法】
- ワセリンや日焼け止めなどで皮膚を保護し、帰宅後は速やかに顔を洗い皮膚に付いた花粉を落としましょう。
- 水を小まめに飲む、ガムを噛む、飴をなめるなどをして、喉を潤わせておきましょう。
- シーツや床の大掃除をおすすめします。
- スギ花粉症の方はこの時期から、対策を始めましょう。
秋の行事などの環境
運動会シーズンの秋は、お子様の運動会の付き添いで外に出ることが多くなるかと思います。
ですが、校庭の砂は石灰を含んでいてとても風に舞いやすく、また、花粉も良く飛んでいますので、できるだけゴーグル、マスクをするようにしましょう。
まとめ
花粉一段落の季節ですが、夏の大掃除、そして、これから来るスギ花粉の対策の用意をしましょう。
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