花粉症は日本だけ?

日本だけ
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日本人の4人に1人が発症すると言われている花粉症。

この部分を聞くだけだと「花粉症って日本人特有のアレルギー症状なの?」と考えてしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか?

花粉症は日本だけではない

日本国内だけで過ごしていると、なんとなく諸外国の人々は花粉症に悩まされているイメージが湧きませんが、そんなことはありません。
そもそも花粉症の始まりは「枯草熱」と呼ばれる病状だと言われています。
これは19世紀イギリスで、農民達が草刈りの時期に「くしゃみ」「鼻水」「涙が止らなくなる」といった病状に襲われることから生まれた病状です。

枯れた牧草などをサイロにまとめている時に発症すること。
熱っぽくなることもあることから「枯草熱」と呼ばれていたのです。

「くしゃみ」「鼻水」「涙が止らなくなる」そして、「微熱」。
現代日本で見られるアレルギー症状と同じように思えませんか?

花粉症は日本だけ?

2月のスギ花粉は日本だけ

このように、「花粉症」という症状が発見されたのはイギリスですし、世界各国で様々な「アレルギー反応」が発見されていることから、「花粉症」は日本人だけの症状ではないことはわかりました。

ですが、「2月前後に発生する、多くの人が発症する杉花粉のアレルギー」というのは、実は日本だけなのです。

そもそもスギ花粉の原因となる杉の木がこんなに多く植えられているのは、戦後、日本の多くの森林が戦火で焼け野原にってしまったことに起因しています。

丈夫で、早く育ち、家屋などの建築材料にしやすい杉を焼け野原となってしまった土地。とくに関東地方に多く植林していったため、日本は世界でも有数の杉の産地になってしまったのです。

当時は復興のために「早く」「たくさん」育つようにと植林されていった杉が、数十年後には日本人の悩みの種となってしまうとは、皮肉なことですね。

スギ花粉

世界の花粉症

さて、日本では2月前後に発生する「スギ花粉症」が有名ですが、世界の花粉症はどのような種類があるのでしょうか?

寒冷地に属するロシアでは「白樺」。
(日本でも北海道に多く生息しており、北海道では「シラカバアレルギー」が発症するケースも多いです)

ヨーロッパでは「カモガヤ」。
(ヨーロッパでもイギリスでは「菜の花アレルギー」が多いそうです)

アメリカでは「ブタクサ」の花粉症が多く発症されていると言われています。

これは、各地において自生する植物の違いが出た結果とも言えるでしょう。

因みに、自然豊かな「南アフリカ」のでも、人口の3割近くの住人が花粉症に悩まされているという研究データもあります。

地球儀

 

日本に来た外国人は花粉症にならないの?

ここで一つ疑問に思うのが「日本に来た外国人は、スギ花粉症にならないのか?」ということですが、結論を先に言うと「なります」。

花粉症というのは、自分の中での大丈夫な量のアレルギー物質摂取量を超えた場合に発症するものなため、元々スギに対して敏感な外国人が日本に来た場合、花粉症を発症してしまうケースがあります。

また、観光できたときは大丈夫だったので、自分は花粉症にはならない……と思っていたにも関わらず、長期ステイで花粉症になってしまったという、残念なケースもあるそうです。

ただし、日本ほどたくさん杉の木が植えられている国は少ないため、自分の国に帰ったら花粉症が治った(発症しなくなった)という声も多数聞かれます。

もちろん、日本に来てスギの花粉症になってしまい、帰国後、自分の国で杉の木のそばに寄ったらくしゃみと鼻水が止らなくなった……という外国人の話を聞いたこともありますので、注意するには越したことないでしょう。

 

まとめ

というわけで「花粉症は日本だけのものではない」ということがおわかりいただけたでしょうか。

諸外国の方々も、多くの人が花粉症に悩まされているのです。

日本でスギ花粉になってしまったからといって、杉の木のない国に移住しても、もしかしたらその国で別の花粉のアレルギーを発症するかもしれません。

 

日本だけ

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/印刷会社を得てフリーで活動するライター。自らのアレルギー・花粉症の経験を元に、多くの花粉症予防・対策について記事をしたためている。 健康オタクで、漢方・整体・鍼に詳しい他、毎日のエクササイズも欠かさない。