2019年の花粉飛散予報「第二報」の新着情報をお知らせします
2019年の花粉飛散予報の第一報は例年の3倍以上の花粉が「大飛散」すると予報されるなど、それこそ「大悲惨」な予測ばかりでした。
2018年の記録的な猛暑により、たわわに実ってしまったスギ花粉……。
ウェザーニュース・日本気象協会などでは12月初旬に2019年花粉シーズンの「花粉飛散傾向」の第二報を発表しました。
前回の予報からどうなってしまったのか、ぜひ調べてみましょう。
ウェザーニュースの予報では……
2018年12月4日、ウェザーニュースが第二回花粉飛散傾向を発表しました。
それによると、2019年のスギ・ヒノキの花粉予想は、なんと全国平均で2018年の2.7倍との予想!!
西日本・東日本共に、飛散のピークは2019年2月下旬から始まるとされています。
これは、スギ花粉の雄花が寒さのピークを越えてから、花粉の飛散を開始するためで、2019年の冬はやや暖かいとの見越しで、平年並みかやや早いピークを迎えると予想しているのです。
順番としては、寒さのピークを越える2019年2月上旬に関東や九州南部を中心に花粉の飛散が始まり、その後2月中旬には近畿・東海など、西日本・東日本を含む広範囲でスギ花粉が盛大に舞い散るでしょう。
その後、3月上旬にかけて徐々に東北へと拡大していく予想です。
因みに、スギ花粉のピーク後は西日本からヒノキの花粉が増加していくため、油断は禁物。
太平洋側の地域では、大体3月下旬から4月上旬、日本海側では4月上旬から中旬にヒノキ花粉のピークを迎えるでしょう。
スギ・ヒノキよりも、シラカバの花粉に悩まされる北海道地区では、今年は大型連休となるゴールデンウィーク前後に飛散ピークが当たる可能性が高いため、ご注意ください。
問題のスギ・ヒノキの花粉の飛散量ですが、全国的には、平年の6割増し。2018年の2.7倍となる予想です。
特に、東日本では平年の1.5倍~3倍もの飛散量となる可能性が高いため、ウェザーニュースではしっかりとした花粉対策を促しています。
この予想通りとなると、スギ・ヒノキの飛散量は6年ぶりの大量飛散と考えられますので、今まで花粉症を発症していなかった方も、しっかりと対策を練ることをお進めします。
【まとめると……】
- 平均的にかなり多くなるため、今まで花粉症ではなかった方も花粉対策をしておくことをお進めします。
- 飛散シーズンは平年並みか少し早いくらい。
- 北海道のシラカバ花粉に関しては、GWに当たる可能性もあるのでマスクなどを常備させておきましょう。
関連⇒ウェザーニュース
日本気象協会の予報では……
全体的に例年より多くなり、特に中国地方は多くなる予想。
また、四国は例年並みで、北海道は例年を下回る予想です。
ですが、2018年で比べると、秋田県など北陸地方は前年の飛散量が少なかったため、「非常に多い」と予想されますので、「前年が大丈夫だったから」と油断せずに、花粉対策をしっかり行うようにしましょう。
そして、ヒノキに関しては、前年(2018年)が10年間の中で最も多く飛散したシーズンでしたが、2019年はヒノキの花芽の生育が2018年ほどではないことがわかり、2019年のヒノキの飛散量は今年ほどではないことが予想されます。
とは言え、2018年のヒノキの花粉の大飛散によって、アレルゲンが体に蓄積されている可能性もありますので、油断せず、スギ花粉シーズンが終わっても、花粉対策をしていきましょう。
2019年の飛散開始時期は例年より5日ほど遅くなる見込みで、2月中旬から九州、四国、東海、関東地方で飛散が始まる予想です。
これは、2018年~2019年にかけての冬が平年よりも暖かくなる予想が出ているため、スギの雄花の休眠からの目覚めが遅れて、遅くなると予想されたものです。
ですが、飛散開始と認められる前から花粉はわずかながら飛び始めますので、1月のうちから花粉対策を始めることをおすすめします。
【まとめると……】
- 北海道を除く全国的に例年よりも多い飛散予測。
- 飛散シーズンはやや遅めの2月中旬頃から、
- ヒノキに関しては例年通りか、それ以下。
関連⇒日本気象協会
二大花粉飛散予報からわかること
【花粉量】
日本気象協会、ウェザーニュースともに、「多め」との予想。
特にウェザーニュースではスギ花粉はかなり多く出ると予想しています。
決して少なくはないため、しっかりと花粉対策を行いましょう。
【飛散時期】
日本気象協会はやや遅め。
ウェザーニュースではやや早めと予想されています。
ですが、周囲の声からスギ花粉の飛散は既に始まり出している気配があります。
できれば1月初旬から。
花粉症で毎年悩んでいる方の場合は、12月中の今からでも花粉対策を始めましょう。
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